ぼくは、鳥の死骸が嫌いだ。生きているのならば全く問題はないが、ともかく何故か鳥の死骸だけはダメなんだ。
むかし、カラスもインコも飼った事があるし生きているならば良いのだけど 死んだ後のあの羽根のバサバサ感がダメなのである。
ヘタすると、ケンタッキーもダメな事がある。
なのに‥
なのにだ。
七面鳥を二羽 買ってきたのである。むかし、札幌の裕子社長がローストターキーを作っているのを思い出し、今回挑戦する訳になったのだ。
しかし、このターキー、顔部分は入っているのか?
もし、中からに『でろ〜ん』なんつって舌を出し眼球の真っ白くなった七面鳥の顔が出てきたら、夜寝れなくなるっつうことで、偶然お客様として来店下さっていた女医さんのMチャンご指導の下、解剖する事となった。
解剖を進めていくと、顔部分はない事がわかった。多分、顔が入っていれば売り上げにも影響する事は元締めもわかっていることなのだろう。
お腹を開けるとそこには臓物は何もなく、顔がない長い首の部分が出てきた。
そうして 元々首があった部分には密閉された袋に心臓とレバーが入っていた。
女医さんは人間の拳くらいの心臓の大きさとターキーの心臓の大きさの違いを熱弁し始めたのでそれをゆっくりと聞き流し、さらに解体をすすめた。
折角のお命、大切に頂きます!!!
さて、調理法だが やはりGOTABARで料理と言えば北の匠、もとよしのアニキだ。
もとよしのアニキに調理法のヒントを頂き、ピックル液なるものを作った。
ハーブなどのそれらの殆どは 札幌の南区にある古民家イタリアンのズッカフェ21よりGOTABARオープンの時に頂いたもので全ては揃った。
ナイロンのクーラーバックに袋を3枚重ねで敷き、その中にターキーを入れピックル液で浸し、蓋の代わりにキッチペーパーをかけて冷蔵庫に12時間。
黒いつぶつぶは黒胡椒の粒だ。
総重量20キロ近いものになったが、とりあえず冷蔵庫にぶち込んでおいた。
あす、また下ごしらえをしながらじっくり焼こうとおもう。
この日記を書いていて1つ『間違ったかな?』と思ったことがある。
それは今日のぼくのファッションだ。
これでも俺は流行の最先端を行っている
(とおもっている)
このラブリーベストが好きなんだ。
ピックル液に漬けられている七面鳥も浮かばれることだろうに‥
さて、今日はXmasイブ!
GOTABARではロンリークリスマスパーティ開催!想う人が遠くにいて会えないロンリーも、いままでずっとロンリーも、1,500円分の交換用クリスマスプレゼントを持ってGOTABARに集合だ!21:00〜
※クリスマスプレゼントは強制ではありません
七面鳥の中や、周りにジャガイモや野菜などね 色々詰めてお店のガスオーブンで焼こうとおもう!ぜひ舌を鳴らしに来てくれよなっ!
ちなみに 七面鳥焼くのは産まれて初めての経験です。いや、むしろこのレベルの料理は産まれて初めての経験です。
色々手伝ってくれた ロン毛アーティストS君、Mチャン有り難う✨
GOTA BAR