5/21(土)『彩りごはん』さんのオーナー『楠シェフ』による『アスパラガスまつり』開催!ぜひっ!幻の『ナマのホワイトアスパラガス』を食べに来てみてくださいね
さて、このアスパラの経緯を少々‥
僕の故郷 北海道はこの時期になると アスパラが採れる。アスパラと言っても皆様が想像しているアスパラとは少し違う。
僕が見てきた感想を述べると、収穫のメインは『ホワイトアスパラ』であり、グリーンアスパラはオマケのようなものであるような気がししならなかった。(美味しいけど。)
早朝、太陽が昇る前に農家の方は『ノミ』という50センチ程の長さの農耕具(大工さんのノミを長く加工したような形)を右手に持ち左手にはアスパラ籠というスーパーのレジカゴみたいなものを持ちながら畑に出るのであった。
有)サンファーム さんより画像お借りしました
ホワイトアスパラは、土の中にあるうちに採るんですよね。アスパラが土から頭を出して、日が当たってしまうとそこだけ紫になってしまい、値段が落ちるんです。
アスパラが土の中から出ようとするとき、素人にはわからないレベルで土の表面に少しヒビ割れが生じます。
プロはのそひび割れの15センチくらい下にノミを指し、テコの原理でアスパラを切り持ち上げると土の中からアスパラがニョキっとでてくる。
母がアスパラを収穫しているのを見て、この芸当は何度見ても不思議だった。
それもそうだし、とにかくこの時期の早朝3:30くらいの日の昇る時刻の畑は気持ちがいい。
あたり一面、薄霧が張りつめ、そこに太陽が照らしつけることにより一気に霧が消えてゆくと同時に、山から『かっこう』と『キジバト』の鳴き声が聞こえてくる。
↑かっこう
朝の6時までには家のアスパラ小屋に戻り、長さを揃えて包丁で切り、農協のトラックが8:00に来たらそれに乗せてもらうのが一連の流れだ。
収穫は1日2回。
昼の2時頃からもう一度畑を回るのである。
幼少期は、アスパラ時期になると朝ごはんにホワイトアスパラ、お昼の弁当にホワイトアスパラ、夜の食卓にグリーンアスパラ、と なんとも農家の子供達は、作っているものが嫌いと言うのはここから来ているのだろうか‥
しかし、この幼少期から大自然のものばかり食べさせてもらったおかげで、アレルギーや花粉症も全くなく、虫歯もない、お金もない、風邪もひかないといった最高、最強の身体を授かったのだ。
↑今回のアスパラは、僕の地元むかわ町穂別地区の『もぎたてハウス』さんからの直送品です。もぎたてハウスさんはインターネット販売もされてますので、ぜひググってみてください!
そんな僕たちの身体を作ってくれたアスパラ。
年齢を重ねるたびに、美味しいなあと感じる今日この頃。
ただ茹でて、マヨネーズを着けて口に運ぶだけで、あの程よい苦味とホクホク感がもうたまらないのですよ!
それをどうしても狛江の人々に体験してもらいたくって、母と楠シェフにお願いして今回のアスパラまつりを開催する運びになりました。
ぜひ来てみてくださいね!
gota