いまから約18年前、世界で一番最高な親父と母上の元を、そしてそれまで育ててくれた小さな町を後に、北海道の最大都市に越した。
社会を舐めきっていた俺は、人生で一番最初の『失敗』という洗礼を受ける事になるとは、この時は思ってもいなかった。
しかし、この失敗をする事で 人の温かみを知った。親を始め、兄弟、各国の人々が何本もの蜘蛛の糸を天から垂らしてくれた人々によって、僕は復活することができた。
それから、また僕はその温かみを忘れて、利益を追求した。
結果、待っていたのは『ライスワーク』だった。
写真に於いて欲する各雑誌やメディアのクレジットに僕の名前が載った。
でも
結局は、ご飯を食べる手段にすぎなかった。
そこには、『愛』というものが無かったから。
国内だけど、色々な都市に住みながら写真を撮り、渡り歩きながら、僕が人にできること、を探すようになった。
気が付いたら、東京の西の端の小さな町で小さなお店を始めていた。
僕は、この店をみんなで使えれば良いんじゃない?って、思っていると色々な人が助けてくれた。
手が足りない時は、お客さんが手伝ってくれた。
そして2年が経ち、いい人ばかり集まるお店をみんなが作ってくれた。
僕は、ノマドだからまたいつかは違う町に旅にでるだろう。
しかし、2周年の昨日、祝ってくれたお客様の気をまた活力にしてまた面白いお店にして行きます。
関わってくれた皆さま、色々あった皆さま、全ての子供達が、自由に生きて行ける、そして毎日笑って暮らせる事を願いながら、今夜も乾杯!
本当にありがとう
今やっと、愛をかんじるよ。
GOTA