来週もおでん続行…
そんな言葉を聞いたのが先週末だった。シェフの口からおでんをそろそろ終わりおわりにします…
しかし、どうしてもおでんを続行してほしい旨を伝え、引き続きおでんを販売する事ができるようになりました。
寒い雨の中、冷え切った体を温めてくれる大根…
口の中をトロトロにしてくれるはんぺん。
イワシのつみれからちくわぶを攻めて、卵とおでん汁で〆る。
こんな文化の日本に生まれて良かった。
【おでん盛り合せ定食】
これは、絶対突っ込まれると思いながらも始めたおでん定食。
おでんとご飯、味噌汁に小鉢…
なかなか合うんですよこれが。
おでんの定食ってなによぉ〜と言わずに一度トライしてみてください。
【季節感〜冬編】
日本列島とは大変面白いものだと思う。北海道出身の筆者は帰省時、エアポート快速に乗り千葉の山々に木枯らされた赤や茶や緑を満喫しながら飛行機に乗り、千歳空港に着くと、あたりは一面雪景色なのが妙に面白い。秋と冬を1日で感じれるのだから。
先日も北海道の同志から届いた便りには、自動車の屋根に30センチ程の雪が積もった写真が同封されていた。そう、北海道は11月なのに大雪なのである。
そんな手紙を読みながら、筆者は神奈川県が誇る海岸、逗子の一軒家に撮影に来ていた。
太陽が赤くなる頃、粗方撮影も終わり、皆で海岸に出てみると生温かい風と一直線に太陽まで塗られた水面が快く出迎えてくれた。
北海道では、雪景色。
神奈川県では、サンセット。
子犬と散歩する人々のシルエットが目に飛び込んできたとき、よく耳にする「逗子へ引っ越しました」という人々の気持ちをハッキリ理解できた。
長々と綴ったが、季節というものはいいもんだ。
その都度の食べ物もあるし。
【割引券配布中】
筆者は昔からチラシが好きだ。
ちらし寿司も好きだが、ダイレクトに一人の人と繋がれる事に魅力を感じている。
若き頃、札幌は拓銀が潰れるほどの不景気に襲われていた。もちろん写真修行の傍らドカチンのアルバイトをしていた筆者にもとうとう仕事が来なくなった。
どのくらいの不景気かというと、23歳の若者が月に稼げる金額が13万円くらいだ。
困ったときにふと…ある本を手にした。
「手書きチラシ繁盛」的な指南書だった。
これは面白いと思い筆者はA4を二つに折ったサイズの紙に大きく「仕事をください、なんでもやります」と書いて、白黒コピーをして街の数件に配った。
そしてそれを受け取ったのが屋根の雪下ろし会社の社長だった。
お前は、不思議な事をしとるのう…どうだ、あす、雪下ろしのアルバイトをしないか?
賃金は悪くなかった。そうやって冬期を過ごした経験が染み付き、いまでもチラシを書いて配るのが楽しい。
今回狛江市に一軒一軒筆者が撒いているチラシには「1っ杯無料券」が糊付けされていて、しかも有効期限は11月の30日だ。
ぜひ、それを持って戻って来ていただきたい。比較的すいている時間帯は18時から20時。定食なので静かに一人でも食べられる。
チラシには、毎回おもしろいエピソードを描くようにしている。ぜひ、読んでみてくれ。
GOTABAR